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訪問販売には要注意!悪徳業者の手口と訪販が来たときの対処法

外壁塗装の訪問販売は注意が必要

外壁塗装の訪問販売には、注意が必要です。訪問販売業者によるトラブルは非常に多く、不要な工事を行ったり、高額な施工金額を請求してくる、品質の悪い工事を行う等の被害が発生しています。

訪問販売=悪徳業者ではありませんが、「独立行政法人 国民生活センター」が発表している訪問販売による被害の相談件数は、2023年でなんと1万件を超えています。

さらに「点検商法」と呼ばれる被害においても、年々相談件数が増えている状況です。点検商法とは、「無料で点検します」と言って飛び込みで訪問し、劣化状況をしっかりと確認せずに「今すぐ修理しないと危険」などとお客様の不安を煽り、半ば強制的に契約させる行為のことです。

【訪問販売によるリフォーム工事の相談件数】

年度 2021 2022 2023
相談件数 9,756 10,099 11,861

※外壁塗装以外のリフォーム工事を含む

【点検商法の相談件数】

年度 2021 2022 2023
相談件数 7,435 8,165 12,510

参照:独立行政法人国民生活センター

外壁塗装以外のトラブルにも繋がる危険性


近年では、外壁塗装やリフォーム業者を装って訪問し、強盗の下見をしたり、その場で盗みを働く犯罪行為が行われているというニュースも多く見かけます。

金銭的な被害はもちろんですが、精神的なショックやトラウマなどにも繋がり、最悪の場合は暴行や脅迫を受けたことによるPTSD(心的外傷後ストレス障害)が発症するケースもあるようです。

訪問販売業者に関わるトラブルは大きな事件に発展する可能性があることを覚えておき、安易に業者を家の中にいれたり、個人情報を漏らさないよう十分に注意しましょう。

なぜ外壁塗装の訪問販売はトラブルが多いのか?

訪問販売によるトラブルが多い理由は、主に次の4つが考えられます。

外壁塗装が高額な工事である


そもそも外壁塗装自体が高額な工事であるため、さらに金額を上乗せされても気が付きにくいです。

見積金額が多少高くても「家全体の塗装だから」と納得してしまうかもしれませんが、悪徳業者はそのような心理に付け込んで相場よりも高額な費用を請求してくるのです。悪質な業者だと、相場の2倍の金額を提示するケースもあります。

専門的な知識が必要


外壁塗装の工程や見積内容を理解するには、専門的な知識が必要となります。そして、詳しい知識を持っているお客様は少なく、業者に言われるがまま契約してしまうケースも多いかと思います。

悪徳業者は外壁塗装が専門性が高いことを利用し、本来は必要のない工事を行ったり、費用や面積を大きく出して高額な見積もりを提案してきます。

手抜き工事をしてもわかりにくい


大抵の場合は、たとえ手抜き工事を行っていても仕上がりは綺麗に見えるため、すぐには施工不良に気づくことはできません。塗装後、数年で剥がれや膨れなどが発生し、そこで初めて手抜き工事が疑われます。

優良な業者であれば、万が一施工ミスが発覚した場合は塗り直しなどの対応をしてくれますが、手抜き工事を行うような会社は責任を果たそうとせずに、手直しすると言って再度いい加減な塗装をしたり、音信不通になる可能性もあります。

営業マンの知識が不足している


訪問販売の営業マンはただ契約を取ることを目的としており、塗装に関する詳しい知識は持っていないことがほとんどです。

知識が不足しているので、建物に合わない塗料や劣化状況に適していない工事を勧めて施工不良に繋がったり、お客様の要望や疑問点に対して適当な返事をしてトラブルに発展してしまいます。

また、工事は下請け業者に丸投げしているケースが多いため、施工不良が発覚した場合も「責任は施工業者にある」等と言い訳をして、訪問販売業者は責任を逃れようとします。

下請け業者を利用していること自体は悪いことではありませんが、下請け業者に依頼している元請け業者の良し悪しによって施工品質も変わってくるのです。

訪問販売のよくある営業トークと手口

訪問販売業者がよく使う営業トークや手口には、次のようなパターンがあります。悪徳業者に騙されないためにも、しっかりと覚えておくようにしましょう。

大幅な値引きをする


値引き自体は珍しいことではありませんが、見積内容を変更せずに50万円以上の値引きをする業者は要注意です。

そもそも優良な業者であれば、最初から適正な価格で見積もりを提示しているため、さらに金額を安くすることは難しいです。もし数十万円の値引きをする場合は、使用する塗料を変更するなどの対応が必要となります。

見積内容を変えずに大幅な値引きをする業者は、塗料を必要以上に薄めたり、塗り回数を減らすなどの手抜き工事をする恐れがあります。

また、値引きをしてもらえるとお得感があるかもしれませんが、このような業者は最初から相場よりも高額な金額を提示していることがほとんどなので、値引き後の金額が相場と同じ程度か相場よりも高いケースが多いです。

「今だけキャンペーン中」と言い契約を迫る


「今だけ足場代を無料にします」「今日決めてくれたら値引きします」「モニター価格で安くします」などと言って、その場で契約をしようとする業者もいます。

これらは契約を取るための謳い文句で、実際には値引き分の金額が他の項目に上乗せされていたり、契約後に追加請求をしてくる可能性があります。

もちろんキャンペーンや値引きをしている業者が悪いわけではありませんが、塗装工事には様々な費用がかかるため、安易に無料キャンペーンや値引きをすることはできません。

もしキャンペーンや値引きを提案された場合は、なぜ安いのか?条件はあるのか?をしっかりと確認することが大切です。特別感を出して契約を迫ってくるような悪質な業者も存在するため、その場で契約をさせるような業者には注意しましょう。

不安を煽ってくる


「今すぐ修理しないと雨漏りする」「外壁材が崩れる危険性がある」などと不安を煽って契約を交わそうとするケースもあります。

本当に早急な修理が必要な場合もあるかと思いますが、ほとんどの訪問販売業者は詳しい知識を持っておらず、お客様にお話しすることは契約を取るための営業トークです。そのため、飛び込みで来て、少し状況を見ただけで「今すぐ修理が必要」と言うような業者は信用できません。

不安を煽ってくるような話ばかり聞いていると、焦って契約してしまいそうになるかと思いますが、悪徳業者はそのようなお客様の心理に付け込んできますので、絶対にその場で契約はしないようにしましょう。

30年以上持つオリジナル塗料を勧めてくる


「30年以上持つオリジナル塗料を使います」「30年以上持つ塗料は他にはありません」などと、耐用年数の長いオリジナル塗料を提案してくる業者には注意が必要です。

オリジナル塗料と謳っていても、実際は他のメーカーの塗料を買い取ってラベルを貼り換え、誇張して説明しているだけの可能性があります。もし30年以上持つと言われたオリジナル塗料で塗装をしても、30年経つ前に塗装の剥がれやひび割れなどが現れるでしょう。

国内大手の塗料メーカーである日本ペイントや関西ペイントですら30年以上持つ塗料は発売していませんので、訪問販売業者が30年以上持つ塗料を使用できるというのは現実的ではないと言えます。

外壁塗装の訪問販売が来たときの対処法

その場で契約はせずに断る


前述したように、訪問販売業者はキャンペーンや不安を煽るなどの営業をして、その場で強引に契約を交わそうと迫ってきます。そのため、まずは即決しないということが重要です。

営業マンは明るく誠実な雰囲気に見えるので「いい人そうだし信用してみよう」「値引きまでしてくれたのに断りにくい」と思われるかもしれませんが、ご自身と大切なお家を守るためにも、キッパリと断るようにしましょう。

また、断る際に曖昧な表現をしてしまうと営業マンはさらにしつこく契約を迫ってきますので、「今日契約はしません」「他の業者と契約しています」などと契約する気がないことを毅然とした態度で伝えることがポイントです。

屋根に上らせない


飛び込みで来て「屋根が浮いているのが見えた」などと言い、無料で点検をしようとする業者も存在します。このような業者はしっかりと調査をしないばかりか、最終的に「今すぐ修理しないと危険」と不安を煽って契約を迫る「点検商法」という詐欺行為を働く恐れがあります。

さらに悪質な業者になると、屋根に上ったときにわざと屋根を踏み割って、最初から割れていたかのように説明するケースもあります。

点検商法に引っかからないために重要なのは、飛び込みで来た業者には絶対に屋根に上らせないことです。無理やり点検をしようとする業者もいるかもしれませんが、必ず断るようにしましょう。

もし訪問販売と契約してしまったら

クーリングオフをする


「やっぱり訪問販売との契約を破棄したい」という場合は、クーリングオフ制度を利用できます。クーリングオフとは、業者と契約を交わしてから8日以内であれば契約を解除できる制度のことです。

たとえ工事が始まっていたとしても、期間内であればクーリングオフは可能です。また、クーリングオフが適用された場合、業者は建物の状態を工事が始まる前と同じ状態に戻す義務があります。

クーリングオフ制度については、以下のページで詳しく解説していますのでご覧ください。
外壁塗装でクーリングオフする方法と手順

第三者機関に相談する


「クーリングオフが適用されるか、かわからない」「業者と連絡が取れない」など、ご自身でどのように問題を解決すればいいのかとお困りの場合は、第三者機関に相談するのもひとつの手段です。

【相談窓口一覧】

独立行政法人国民生活センター https://www.kokusen.go.jp/map/index.html
住宅リフォーム・紛争処理支援センター 住まいるダイヤル https://www.chord.or.jp/
経済産業省 消費者相談室 https://www.meti.go.jp/intro/consult/a_main_01.html

不安な気持ちもあるかと思いますが、上記のような第三者機関だけでなく、一人で考えこまずにご家族やご友人などにも相談してみるといいかもしれません。

業者を選ぶときのポイント

業者選びの際は、以下のポイントをチェックしてみるのがいいでしょう。

相見積もりする

複数社から見積もりを取ることを相見積もりと言います。塗装工事は定価が決まっているわけではなく、さらに業者によって工程や使用する塗料、面積なども異なるため、複数の見積書を比較することが大切です。

見積書を比較することで、本当に必要な工事は何か?ご自身の家のおおよその面積や塗装にかかる費用相場を把握することができます。もし、他社よりも費用が高かったり、面積が大きく出されている業者がある場合は、選択肢から除外するのが賢明です。

さらに、相見積もりをすることにより業者の対応も比較でき、現地調査でどのくらい丁寧に調査してくれているか、レスポンスの早さは問題ないかなどを確認できます。また、契約後は業者と何度も顔を会わせることになるので、人柄やコミュニケーションの取りやすさも見ておくといいでしょう。

ホームページを確認する

気になる業者を見つけたときは、まずホームページを確認してみましょう。会社の所在地や創業年数、資格の有無、施工実績を見てみると業者を選ぶ際の判断材料になるかと思います。

悪質な業者の場合、ホームページに書いてある住所に会社が存在しないケースもあるため、会社の所在地や創業年数は信頼性を測るうえで重要なポイントです。そして、資格の有無と施工実績は、技術力やこれまでの経験を知ることできる部分となります。

より業者のことを詳しく知りたいという場合は、スタッフの紹介ページや代表のコメントなどを確認してみるのもいいでしょう。

保証・アフターフォローを確認する

施工後に万が一、不具合が見つかったときに備えて保証・アフターフォローについて必ず確認しておきましょう。

保証とアフターフォローの内容はそれぞれ業者によって異なりますが、例として不具合が起きたときに無料で修理をしたり、塗装後の定期点検の実施などが挙げられます。

ここで重要なのが、保証期間や対象の箇所、どのような不具合に対して保証してくれるのかなどを書面に残すということです。口約束では、後に言った・言わないの水掛け論となり、不具合が発生しても適切に対応してくれない可能性があります。

説明がわかりやすいか

現地調査や見積書の提示の際に、丁寧でわかりやすい説明をしてくれているかも重要なチェックポイントです。塗装工事は専門的な知識が必要となるため、お客様の立場になって専門用語もわかりやすく説明してくれる業者であれば信頼度も高いです。

また、質問をしたときに明確な返答をしてもらえるか?という点も確認しておくと安心です。質問に対して曖昧に答えてごまかすような業者は、知識や経験が不足していると判断できます。

優良な業者であれば、お客様の疑問や不安に感じていることにも的確に答えることができ、もしその場で回答ができない場合でも、すぐに確認をして返答してくれるでしょう。

まとめ

すべての訪問販売が悪徳業者ということでありませんが、外壁塗装の訪問販売はトラブルが多いのが事実です。悪徳業者に施工を依頼してしまうと、手抜き工事や高額請求などに繋がる恐れがあります。

また、近年では訪問販売を装った強盗も増えていますので、安易に敷地内に人を入れたり、ご家庭の事情を話すのは危険です。

訪問販売から今すぐ修理しないと危険と言われたり、大幅な値引きやオリジナル塗料の提案をされた場合は悪徳業者の可能性が高いため、その場で契約はせずにキッパリと断るようにしましょう。

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