写真で見る外壁塗装の劣化症状
写真で見る外壁塗装の劣化症状
毎日お住まいになっている住宅ですが、外壁塗装の劣化状況を確認する事は少ないでしょう。ご自身で外壁の劣化状況を把握することができますので、劣化度をチェックしましょう。
毎日お住まいになっている住宅ですが、外壁塗装の劣化状況を確認する事は少ないでしょう。ご自身で外壁の劣化状況を把握することができますので、劣化度をチェックしましょう。
ここでは、「チョーキング」と「ひび割れ」の写真を載せるとともに説明をしていきます。
チョーキング
ご自宅の外壁を手で触って白い粉などが手に付くかをチェックしてみましょう。この白い粉が付いてしまう現象をチョーキング現象といいます。黒板に使っているチョークのことを思い出すと名前を覚えやすいかもしれません。
外壁塗装の時期は分かりづらいかもしれませんが、チョーキング現象に関しては触るだけで分かりますから、塗装の目安にすると良いでしょう。壁のどこでもいいので、軽く手のひらでこすってみましょう。
通常であれば、埃っぽい色が付く程度になりますが、チョーキング現象が起きている場合は手のひらに絵のような白いチョークを触ったような汚れが付くのです。これを放置すると、外壁にひびが入る(クラック)・カビが生えるなどのトラブルが起こります。
放っておくと塗装料金も上がり、場合により大きな工事になることもあります。定期的にチョーキング現象が起きるかを調査して、早めの塗替えを検討しましょう。
クラック
外壁塗装をする際には、切り離せない問題がクラック(ひび割れ)になります。クラックは知らないうちにたくさん出来ていたということも多いです。クラックの状態が進んでしまうと、建物に大きな障害が出来てしまいます。
クラックは、建物が動いたときに生じます。これは、建てる際に手抜き・不具合で生じるものではなく、仕方がなく起きてしまうのです。そのため、どの建物でも避けては通れない道です。初期では問題がないのですが、悪化していくと雨漏りに繋がってしまいます。
他にも、鉄筋コンクリート造の場合は、内部の鉄筋に影響があります。鉄筋に雨水が触れることでサビが発生しますので、鉄筋の効力がなくなってしまいます。水が侵食すると破損にも繋がるのです。クラックを早めに防ぐことがとても重要になります。
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